
Angelfish よくある質問 機能編
- なぜ、Angelfish は安心なんですか?
- アクセスデータを外部に露出させない自社のネットワーク内で管理できるサーバにインストールし、Webサーバのアクセスログデータにすべての情報を保存しますので、情報が外部に出ることはございません。金融系や官庁など、外部にアクセスログを出せない企業様ではセキュリティを担保できるオンプレミス(サーバーインストール型)のアクセス解析方法が最適かと存じます。
- どのような規模のサイトでも解析可能ですか?
- Angelfishでは、大規模サイトのアクセスログ解析の実績がございます。
他のソフトではデータベースなどの問題などで大規模サイトのアクセスログ解析は、なかなか難しいです!
- Angelfishは、どのように解析するのですか?
- Angelfishは、Webサーバーに直接インストールする必要はありません。Webサーバーのログファイルにアクセスできる限り、どこにでもインストールできます。これらのログファイルを処理し、重要なアクセス情報を内部データベースに保存します。
- cookie(クッキー)を使用しないサイトでも解析可能ですか?
- 今、規制を検討されている cookie(クッキー)を使用しなくても解析ができます。
どのようなWebサイトでも解析できるように6つのトラッキング方法があります!
- 広報担当者など非技術者でも運用できますか?
- GUI管理画面から、プロファイル、データーソース、フィルタ、また解析時間など簡単に設定できますので、非技術者の方でも簡単に運用できます。
※コーディングなどは不要です。
Angelfish よくある質問 インストール編
- Angelfish がサポートしているOSを教えてください?
- Windows (64-bit)
Server 2016, 2019, 2022,
Windows 10 & 11
Linux (64-bit)
最近の2.6または3カーネルのバージョン、
Ubuntu 18-23, CentOS 8, RHEL 7/8/9, etc.
** libnslをインストールする必要があるかもしれません
- ハードウェア要件を教えてください?
- Angelfish は、ほとんどのハードウェア プラットフォームで動作します。
・専用サーバー
・クラウド / VPS
・仮想インスタンス
・ノートパソコン/デスクトップ
次の最小ハードウェア仕様を推奨します。
・4つのプロセッサコアまたはスレッド
・8GBのRAM
・必要なストレージ
・各プロファイルは処理されたログファイルサイズの3~5%を使用します
・小規模な環境では20GBが適切な開始点です
Angelfishは基本的にデータベースアプリケーションです。ハードウェアを改善することでパフォーマンスを向上させることができます。
大規模な環境では、より多くの RAM と CPU コア、および SSD ストレージが役立ちます。
- ハードウェアの推奨事項を教えてください?
- Angelfishは、より良いハードウェアリソースの恩恵を受けるデータベースアプリケーションです。
・ディスクI / O
通常、最初に遭遇するボトルネックはディスクI / Oです。
Angelfishのアプリケーションファイルとデータディレクトリを高速アクセスディスクに
保存することをお勧めします。
私たちのテストでは、SSDストレージで入出力競合がほとんどなくなっていることがわかりました。
・CPU
Angelfishインスタンスには最低4つのCPUコアを推奨し、レポートデータ/プロファイル/ユーザーの
多い大規模な環境では8つ以上のコアを推奨します。
Angelfishは、アクティブな処理ジョブごとに2つのCPUコアを使用し、個々のAPIリクエストは
1つ以上のコアを使用します。
また、より速いクロック速度とより大きなCPUキャッシュにより、より優れたパフォーマンスが
得られます。
・RAM
アクティブなデータ処理ジョブおよびAPI要求はRAMを使用し、OSがページファイルを
使用しないように十分なRAMを確保します。
ご使用の環境に応じて、最低4 GBまたは8 GB以上を推奨します。
★Angelfishを導入された大規模サイトのお客様の事例を参考に示します。
※大規模サイトでは、agf.confでmax_threadsを指定できるLinux (64-bit) を選択してください。
ハードウェア要件
・16コア
・64ギガバイトのRAM
・SSD 4TByte
解析ごとに生ログファイルのサイズの5~8パーセントのレポートデータが増えます。
上記ハードウェア要件に対し、サイト規模やプロファイル数によってConfigパラメータを設定します。
A社 agf.confの編集
・max_threads = 4 ※Linuxのみ指定可能
・cache_size = 100000
・commit_batch_size = 500000
B社 agf.confの編集
・max_threads = 3 ※Linuxのみ指定可能
・cache_size = 500000
・commit_batch_size = 500000
- デモライセンスには、どのような制限がありますか?
- Angelfishインスタンスがライセンスサーバーに接続できない場合は、マニュアルライセンスをリクエストする必要があります。
Angelfishをインストールすると、レポート閲覧および管理用のWebサーバがインストールされます。
このサーバが使用するポート番号は、デフォルトで9000となっていますが、インストール後に変更することができます。
既に、サーバプログラムがインストールされている場合でも、他のプロセスとポート番号が重複しない限り正常に動作します。
- Angelfishサーバがインターネット接続できない時のオフラインアクティベーションは?
- Angelfishサーバがインターネット接続していない場合は、ライセンスサーバーにアクセスできないため、UIに「Manual License Required」というメッセージが表示されます。
「Manual License Required」をクリックしてサポートチケットを入力するよう求められます。
入力後、電子メールでManual Licenseが送られてきます。
Angelfish よくある質問 運用編
- Angelfishの起動および停止方法を教えてください?
- ●Angelfish 停止
Linuxでは、AngelfishインストールディレクトリのagfsctlユーティリティでAngelfishを停止できます。
"./agfsctl --stop"
Windowsでは、「Angelfishの停止:スタートメニュー」ショートカットでAngelfishを停止します。
●Angelfish 起動
Angelfishを起動するには、 "./agfsctl --start"(Linux)
またはスタートメニューのショートカット(Windowsのみ)を実行してください。
- Angelfish運用で、どのデータをバックアップしたらよいですか?
- バックアップするには、/dataディレクトリ全体とagf.confをバックアップする必要があります。
SSLが有効になっている場合は、更に/certsをバックアップする必要があります。
・dataディレクトリ → プロファイル毎のレポートデータなど
・agf.conf → Angelfish 環境情報(カスタマイズした場合に必要)
- パスワードがはじかれ管理画面に入れなくなりました?
- パスワードをリセットするコマンドがございます。
★弊社サポートにEメールでお問合せください。
- レポートをエクスポートすると、10,000件が上限となってます?
- エクスポートの件数は、agf.confの "max_results"設定によって制限されます。
agf.confファイルは、Angelfishインストールディレクトリにございます。
●変更手順
〇Angelfish 停止 (Linux)
./agfsctl --stop
〇agf.confファイルのmax_resultsを変更
例)
max_results=10000 → max_results=500000
〇Angelfish 起動 (Linux)
./agfsctl --start
- Jobが途中で止まってしまい、解析進んでない状態です?
- まずは、上記質問と参考に、[Cancel]ボタンを押下してください。
それでも、Jobリストにそのままの状態で残ってしまっている場合は、
Angelfishを一度終了させて再起動をしましょう。
○Angelfish終了方法
Linux
"./agfsctl --stop"
Windows
Windowsキーを押下して、スタートメニューを表示
Stop Angelfish Servicesを押下して終了させる。
○Angelfish起動方法
Linux
"./agfsctl --start"
Windows
Windowsキーを押下して、スタートメニューを表示
Start Angelfish Servicesを押下して終了させる。
- 解析の実行ステータスが Finished ではなく Notice と表示されていますが?
- 下記のエラーが表示され、Angelfishは終了しています。
--------------------------------
Processing local file access.log
~
Visit-level processing is complete.
Waiting for hit-level processing to complete.
Hit-level processing is complete.
Compacting / optimizing database files.
Database maintenance failed during vacuum. → ★
Processing complete.
--------------------------------
/data 容量が少なく、DBメンテナンスが出来なかったとのメッセージです。
解析は正常に解析されています。
Angelfish /data ディレクトリを含むパーティションに
十分な空き容量がないと、DBメンテナンスは正常に完了しません。
DBメンテナンスタスクには、最大のレポートデータファイルの約1.5倍のサイズが必要です。
たとえば、5 GBのagfs-vs.dbファイルがある場合、パーティションに7.5 GBの空き容量が必要になります。
それ以上のスペースを割り当てることができない場合は、
プロファイル設定の[Scheduling]タブで[DB Maintenance Frequency]を
[Never]に設定してDB Maintenanceを無効にすることをお勧めします。
- 解析の処理ジョブをキャンセルするにはどうすればよいですか?
- 実行中のログ処理ジョブを取り消すには:
1.グローバル管理者権限を持つユーザーとしてログインする
2.Configure > Global > Task History に移動します。
3.タスク履歴にリストされたジョブを展開して詳細を表示します。
4.そのジョブを停止するには、[Cancel]ボタンをクリックします。
ジョブが実行されているときには、間隔でデータをプロファイルのデータベースにコミットするので、
最後のコミットが着いた場所では、そのジョブをキャンセルした後でもそのデータがプロファイルに表示されます。
そのジョブを再処理する場合は、その時間枠のデータのみを削除してから、その特定の時間枠を再実行することをお勧めします。